本校の歴史をふり返ると、三田川の学校は、明治7年、間明平の法正寺に三山学校、小諸の真福寺に河原沢学校、翌明治8年に飯田学校が松坂の光源院に開校されたのをはじめとして、東西三山学校の分離、そして、明治19年、4校を統合して三田川尋常小学校の発足などがあったが、その後明治25年、第一、第二、第三の三校がそれぞれ独立校として発足し、以来82年間、三校並立の形で進んできた。
ところが、昭和30年頃から産業構造の変化により、児童数が激減し、昭和49年4月1日、三校を統合して、小鹿野町立三田川小学校となり、現在に至っている。
三田川小学校は小鹿野町の西側に位置し、その学区は国道299号沿いに、東西16kmと長く連なっている。国道に沿って赤平川が流れ、その南北は山間地である。また、小鹿野用水の水源地があり、学区を用水が流れており、豊かな自然に囲まれている。
三田川小学校が属する小鹿野町は、埼玉県の西北部に位置し、東は長尾根丘陵沿いに秩父市、北西は志賀坂峠を越えて群馬県となり、北は秩父市吉田と接している。
小鹿野町は平成17年10月に両神村と合併し、人口12,747人(H27年2月1日現在)の町である。その小鹿野町の中央を東西に走る国道299号は、かつて江戸と信州を結ぶ重要な街道で、宿場町として産業、文化、交通が開け、現在でも西秩父地域の中心をなす町となっている。
三田川郷土カルタは、三田川地域の歴史、文化財、風俗等を内容にして開校110周年記念事業として製作したものです。
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